京都でパリを味わう、ショコラ店登場
ショコラ界の巨匠と称されるジャン=ポール・エヴァン氏の日本初の路面店が、10月25日に京都でオープン。本日、24日にエヴァン氏本人が京都店に対する思いを語った。
フランスを代表するショコラティエとして世界中のチョコレートファンから注目を集めるエヴァン氏は、毎年のように京都を訪れ、地元の食にも精通するほどの京都好き。「京都はパリに似ています。高層ビルがなく、食に対してもこだわりを持っている人が多い。今回は京都で、フランスの生活を味わえるようなお店を目指しました」と、お店のコンセプト「ア ラ パリジェンヌ(パリスタイル、パリらしさ)」について説明。
フランスのカフェ気分を味わえるかのようなテラス、クラシックな雰囲気のカフェ&バースペース、奥にはケーキ、ボンボンショコラ、焼き菓子などを購入できる「カーヴ ア ショコラ」で構成された「ジャン=ポール・エヴァン 京都」。カフェでは、エヴァン氏が常日頃からパリでもいただいている日本茶の「一保堂茶舗」(京都市中京区)と味噌専門店の「本田味噌本店」(京都市上京区)といった老舗ともコラボ。抹茶を練り込んだ特製パンを使ったホットサンドの「クロック パリジャン」1566円や、白味噌を合わせた「ムース オ ショコラ ミソ」699円など、京都限定のメニューを楽しめる。
現在、フランスの店舗も改装中のため、キッシュやパスタといったサレ系(食事系)メニューをいただけるのは世界ではここだけ。また、今後は日本の旗艦店として、「京都のいろんな食材をさらにおいしくするために、ショコラと掛け合わせて、どんどんと新しい提案をしていきたい」とのことで、ワールドワイドに注目を集めるお店となりそうだ。
(Lmaga.jp)
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