栗山千明主演、あのドロドロ愛憎劇が再び
今年4~6月に金曜ナイトドラマ枠で放送され、禁断のドロドロとした愛憎劇で大反響を呼んだドラマ『不機嫌な果実』(朝日放送ほか、テレビ朝日系)。主演の栗山千明をはじめ、市原隼人、高梨臨、稲垣吾郎らおなじみのメンバーが再集結し、3年後を舞台にしたスペシャルドラマが来年1月に放送される。
夫・航一(稲垣)に女として見てもらえなくなり、結婚生活への不満が募った人妻・麻也子(栗山)が、情熱的な音楽評論家・通彦(市原)と禁断の愛に溺れていくさまを描いた大人の濃厚ラブストーリー。「夫だけでは、満たされない」というキャッチコピーもかすむほどの赤裸々な男女の愛憎劇は、ネット上でも「登場人物がクズばかりなのに、楽しい!」と話題となった。
前作では、麻也子は通彦と晴れて再婚し、麻也子の親友・久美(高梨)は航一と不倫関係から堂々たる恋愛関係へとステップアップ。そして、不倫三昧だった玲子(橋本マナミ)も夫・茂(六角精児)と夫婦仲を修復するなど、最終回ではそれぞれ落ち着くべきところに落ち着き、「もう不倫は卒業!」と固く誓い合った3人の女たちだったが、あれから3年。今回は新キャラクターとして、野性的で筋肉質、しかも長身イケメンの農業男子が出現し、またもや泥沼な展開の予感。
栗山は「不器用だけど一生懸命な麻也子という役は私にとって新鮮で、連ドラのときは楽しい撮影の日々を送ることができました。なので、スペシャルになるとお聞きし、本当にうれしく思っています」と語り、稲垣は「続編の制作というものは、ドラマを見てくださる方々のご要望がなければ叶わないもの。僕は過去にそういった経験があまりないので、うれしくもありましたね。とても特殊で刺激の強いキャラクターである航一は、僕にとって『大嫌いだけど、大好きな人』みたいな存在。そういう自分の中の『ある種の違和感』を、今回も思う存分楽しみたいと思います」とコメント。放送は2017年1月予定。
(Lmaga.jp)