和田正人「京都市長に先を越された」

戦国時代、時の天下人である秀吉に単身立ち向かった実在の花僧、初代・池坊専好の伝説を描いた映画『花戦さ』。その舞台挨拶が29日に京都市内で行われ、出演者の森川葵や和田正人らが登壇した。

この作品は約400年間、京都「華道家元池坊」に眠っていた伝説を初めて映画化したもの。門川京都市長が花の力について力説、また少しだけ映画に出演したことを明かし、公務のため退席。すると専好の弟弟子・専武役を演じた和田正人は「今日は花の力について話そうと新幹線の中で考えていたんですが、市長に先に話をされてしまいました。篠原監督からも演技を褒められて、忙しいから先に帰られるって、超売れっ子俳優さんじゃないですか!(笑)」と苦笑いしつつも、「いろんな人種、身分があって、そういうことも全て取っ払って人を1つにする、それが花の力なのではと僕は感じました」と語った。

また、ヒロインの天才絵師・れん役を演じた森川葵は「撮影期間中に泊まっていたホテルの雰囲気が暗いな~と感じていたんですが、お花を飾ってみたらそれだけで一気に部屋の雰囲気が変わって。花はすごく身近な、すぐそこにある大きな力だなと思いました」と、こちらも花の力を実感していた。池坊専好役を野村萬斎が演じ、ほか市川猿之助や中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市がキャストに名を連ねる映画『花戦さ』は、2017年6月3日から公開される。

(Lmaga.jp)

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