10人のプロが手掛ける、新しい京都の宿
築100年近い、京の町家を改装した宿「四季十楽(しきじゅうらく)」(京都市上京区)が12月1日にオープン。異なるジャンルの10人の技を集結し、京都の魅力を活かした滞在を提案する。
編集者としても活躍するクリエイティブディレクター後藤繁雄さんがキュレーションを担当し、10人を選出。紫竹で花屋「みたて」を営む西山隼人さんが花を生け、かばんブランドを手掛ける野村春香さんが座布団やクッションを草木で染め、出版社・光村推古書院が書籍を紹介するなど、京都に縁ある人物らを含め、全国で活躍する人々が、この宿のために作品を生み出している。
長屋のように並ぶ10棟の客室はすべて2階建て、ゆったりと過ごせる和室もしくはリビングが1階に、2階に寝室という造りに。和を活かした部屋やモダンなインテリアの部屋など、それぞれ、調度品もすべて異なるため、ひと部屋入るごとにまったく異なる印象だ。朝食は料理家の冷水希水子さんがディレクションを手掛け、京都近辺の野菜とともに、「吉田パン工房」のパン、「ハム工房 古都」のハムなど選び抜いた食材とともにいただける。料金は1棟ごとに異なり平均1泊35000円~(朝食付)。1~4名での宿泊可。
(Lmaga.jp)