通常の4杯分! 関西の大食い女子大生がテラ盛りラーメンに挑戦してみた

小学校の給食で、何度もおかわりしてるのを男の子にからかわれて以来、卒業までおかわりができなかった。その反動か、年を重ねるごとに食欲が爆発し続けた私も今や女子大生。そんな根っからの大食い女子が関西のテラ盛り店を食べ歩くのがこの『食いしんぼう女子の「花よりテラ飯」』だ。

今回訪れたのはラーメン屋「神戸ちぇりー亭」。こちらのお店の知る人ぞ知る裏メニューが、「真の男盛」(1810円)。顔以上ある大きさのこのラーメン、1杯に通常のラーメンの4倍が入っているとな。やる気満々ではじめの一口を食べると、喉がカッと開いた。「美味しい!」。醤油ベースだけど、にんにくがちょっと効いていて、箸がぐんぐん進む。麺をすすってる途中、ここにあの時の男の子がいたらなんて思うかな・・・と思ったけど、多分大人になった彼は私を見なかったことにするだろう。悲しい。麺は大量のもやしと肉に埋もれているため、横にあるトングで一旦小皿に移動させる。

あとで食べるために避難させたもやしたちをみて、昔、姉にチョコを取られるのがいやで、トイレでコソコソ食べてたなあと思い出した。ここには姉もいない。一人でこんな大きいラーメンを食べられることに大満足だ。つるつる太麺の束をガッと箸で持って、ズズっといく。半分ぐらいになると、敵がいないからか、ゆっくり味わいすぎてしまって、お腹がちょっといっぱいになってきた。もやしはいつまでたってもシャキシャキだ。

「真の男盛」の成功者は、並み居る強豪チャレンジャーのたったの10パーセントなんだとか。そのうち女の子は2人だ。店長によると、細身で可愛らしい子らしい。「負けたくない!」と、変なところで対抗心が燃え出した。「そんなスリム女子ができるなら・・・」と一瞬、完食できそうな気持ちになったが、すでにこの時点で通常ラーメン3杯分。残り1杯分を前になかなか箸が進まない。胃のキャパはもう限界だった。結局、完食ならずタイムアウト。真の男盛り歴代女子完食者には入れなかった。元々「5、6年前にお客さんに驚いてもらうために作ったメニュー」という店長さん。たしかに思惑通りだけど、わたしには悔しさの方が勝ってしまった。そして、体重だけが2.4キロ増えた。

この「真の男盛」、にんにく背脂は自由に調節できるけど、店長さんおすすめは「全部普通」とのこと。この日は全部普通にしたけど、翌朝にんにくの臭いはまったく残らず(それでも気になる人は、口臭カプセルを持参して)。休憩するとお腹がふくれてしまうので、食べる時はスピードが大切(ホント、悔しい・・・)。ライバル同士で食べると対抗心が生まれて完食できるかも?

(Lmaga.jp)

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