発行部数300万部を超える人気小説『アルジャーノンに花束を』。2006年、2014年と浦井健治主演で舞台化された本作が、３月に東京・兵庫で再演するにあたり、大阪出身の俳優・矢田悠祐が初主演をつとめる。先日おこなわれた舞台稽古の様子が公開された。

発声練習から始まり、前日までに振りがついた冒頭のシーンを公開したキャストら。32歳になっても幼児なみの知能しかないチャーリィ・ゴードン役の矢田は、白ねずみのアルジャーノンを競争相手に、連日検査を受けて天才に変貌していく様を熱く演じ、透き通る美声を披露した。

『テニスの王子様』『黒執事』『王家の紋章』などミュージカルや舞台で活躍する矢田。初の主演にあたり「この『アルジャーノンに花束を』という作品自体すごく面白い作品で、それを演出家・荻田さんが素晴らしい演出をして下さり、音楽・斉藤さんが素晴らしい音をつけて下さっている。その魅力を100パーセント伝えられるように頑張っています。ぜひ劇場に足を運んでください！』と意気込みを話した。兵庫公演は３月16日（木）に「兵庫県立芸術文化センター」で上演。チケットはＡ席8800円、Ｂ席4800円、各プレイガイドで発売中。

(Lmaga.jp)