仏生まれのイベント、神戸港を白く包む
真っ白な服装をした人々で会場が埋め尽くされる『神戸ホワイトディナー2017』が5月27日、神戸開港150年でリニューアルした「神戸メリケンパーク」(神戸市中央区)で開催される。
今回で4回目となる本イベントは、服装はもちろん、テーブル、椅子、食器、テーブルを飾る小物や花など、すべてを白色で統一。参加者自らが会場作りをおこなう。
フランスでは1980年代からエッフェル塔前広場やルーヴル美術館前など、公共の場を白一色にして開催される「ディネ・アン・ブラン」があり、参加者はそのロケーション自体も楽しんでいるという。このヴィジョンに賛同した地元有志が、「神戸でも開催したい」と企画。実行委員会の加藤裕子さんは「何色にも染まらない白は、すべての創造の源。デザイン・ファッションを大切にする神戸にこそふさわしいと感じた」と話す。
過去にはテーブルで隣り合った参加者どうしが「その飾り、どこで買ったんですか」などと情報交換。回を重ねるごとに服装やテーブル装飾に工夫が加えられ、イベント空間はどんどん洗練された。ここでは料理や飲み物も含め、それらをすべて参加者自身で用意することがルール。参加者自身がイベントの作り手になれることが魅力だ。チケットは3000円、公式サイトにて発売中。テーブル・椅子のレンタルにも対応する。
文/合楽仁美
(Lmaga.jp)
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