イチロー代理人 初日から6球団と接触
ヤンキースからFAになっているイチロー外野手(41)の代理人、ジョン・ボッグス氏が8日、ウインターミーティング初日に約10時間の“交渉”を敢行した。
球団数や球団名は明かさなかったが、「可能性のある全球団と接触する」と同氏。ジャイアンツやパドレス、オリオールズなど約10球団が外野手を必要としているが、メジャー関係者によると、この日1日で6球団と接触したという。
前日のニューヨーク・ポスト紙の取材で同氏は「ホットではない」と答え、交渉が難航しているかのような印象を与えた。しかしこの日、「正確に言えば、市場はまだ十分には動いていない。時間が必要」と訂正。また、一部の米メディアで「1月までに合意できなければ日本に戻るようだ」と出たことには、「時間の設定はしていない。見通しは明るい」と完全否定した。
「彼の力を最大限に生かせる球団と交渉していきたい」。一気に本格交渉に発展する可能性は十分にある。