イチ獲りブ軍撤退…川崎とコンビならず

 ヤンキースからFAになったイチロー外野手(41)に興味を示していたブルージェイズが、移籍先候補から外れたことが17日、分かった。ブ軍とマイナー契約を結んだ川崎宗則内野手(33)との3年ぶりのコンビ再結成はなくなった。

 関係者の話を総合すると、現時点でイチローの獲得を検討しているのはマーリンズとオリオールズの2球団。

 マ軍の外野陣は、今オフに13年3億2500万ドル(約382億円)で契約延長した右翼手のスタントンら20代の3人がレギュラー扱い。いずれも昨季は140試合以上に出場しており、イチローはスーパーサブとして迎えられることになるが、交渉は順調に進められているという。

 一方、正右翼手を探しているオ軍はFAのラスマスがカギを握る。一部の米メディアはショーウォルター監督が同外野手と会談したほか、選手側が年俸700万ドル(約8億2千万円)を求めているなどと詳報。イチローより優先順位は高いとも伝えている。

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