マー君10日ぶり投球 5月中復帰期待
右手首と右前腕を痛めて故障者リスト入りしているヤンキースの田中将大投手(26)が7日、10日ぶりに投球練習を再開した。ジラルディ監督によると、この日はロスチャイルド投手コーチを相手に約18メートルの距離で50球。8日には距離を約27メートルに伸ばして25球を投げる予定という。
同監督は「感触は良かったようだ。期限を設けず、今後も日々の様子を見て判断していく。予定通り戦列に戻ってくれれば」と今月下旬の復帰に期待した。
また、キャッシュマンGMは右手首の故障について「推測の域を出ないが、デトロイトで先発した後のブルペン(4月26日)でスプリットを強く投げ過ぎたのが原因と考えている」と言及。今後は遠投、ブルペン投球という過程を踏んで復帰を目指すが、宝刀のスプリットが今後の議論の的となる可能性も出てきた。