マエケン“洗礼”被弾…4勝目ならず
「ブルージェイズ5-2ドジャース」(6日、トロント)
過去に2度本塁打王に輝いたベテランの一撃に、ぼうぜんとするしかなかった。0-0で迎えた六回1死一塁。ドジャースの前田健太投手(28)はバティスタに甘いスライダーを強振されると、打球は左翼2階席へと着弾する先制2ランとなった。
「ランナーをためたくなかったので『ストライクゾーンで勝負』って思った。甘くなってしまった」と反省。結局6回を投げ、本塁打を含む2安打2失点、7三振4四球で4勝目はならなかった。
メジャー屈指の長距離砲から“洗礼”とも言える被弾。チームも今季2度目の借金生活となり、試合後のクラブハウスには暗いムードが漂ったが、開幕6戦で防御率1・66と抜群の安定感を誇る右腕は「しっかりと自分のピッチングをすればいい結果は付いてくると思う」と前を向いた。