韓国人MLB選手 性的暴行疑惑で捜査

 米大リーグ(MLB)のピッツバーグ・パイレーツに所属する韓国人メジャーリーガー、姜正浩(カン・ジョンホ)内野手(29)を、シカゴ警察が性的暴行疑惑で捜査していると、シカゴの地元紙「シカゴ・トリビューン」(電子版)が5日(日本時間6日)、報じた。韓国メディアの朝鮮日報(電子版)は6日、「懲戒処分は避けられない見通し」「最悪の場合、球団から放出される可能性も」と報じている。

 パイレーツは5日、警察が捜査中であることを発表し、「我々は今回の問題を深刻に受け止めている」との声明を出した。

 シカゴ-紙によると、姜は、シカゴ・カブスと敵地で対戦した6月17日、デートアプリで知り合った女性(23)をホテルに招いた。姜は女性に酒を飲ませ、彼女は15分か20分間記憶を失い、もうろうとしながらも意識を取り戻した時には性的暴行を受けていた、と警察に説明している。

 なおこの日、パイレーツはデーゲームで、敗戦していた。

 女性の身元は明らかにされていないが、6月19日、女性はレイプを受けたとして病院に行き、性的暴行があったとする10日後には警察に被害届を出した。

 姜は“韓国のAロッド”とも呼ばれ、走攻守揃った選手として、ポスティングシステムで2015年にパイレーツに入団した。4年総額1100万ドルで契約。

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