元阪神マートン、7年ぶりのメジャー昇格ならず ムネリンは今季3度目の昇格
大リーグ、カブスは6日(日本時間7日)、傘下の3Aアイオワの川崎宗則内野手(35)らのメジャー昇格を発表した。しかし、昨季まで阪神で活躍したマット・マートン外野手(34)の7年ぶりメジャー昇格は見送られた。
川崎のメジャー昇格は4月と7月に続いて今季3度目。出場した3試合はいずれもベンチスタートで3打数1安打だった。3Aでは102試合で打率・255、出塁率・352の成績を残していた。
昨オフに阪神を退団し、カブスとマイナー契約を結んだマートンは川崎と同じアイオワで所属。けがに見舞われながらも76試合に出場し、打率・314(236打数74安打)の好成績をマークしていた。しかし、関係者が「メジャー登録が可能な40人枠に入っていないことが昇格できなかった理由」と話すように“契約の壁”に阻まれる格好となった。
マートンが最後にメジャーでプレーしたのはロッキーズ時代の09年。日本では6年間で打率・310、通算1020安打などの実績を残した好打者の米球界復帰1年目は悔しい結果に終わった。