ダルビッシュ、大谷の165キロに「来年は168キロかぁ(笑)」
米大リーグ・レンジャーズのダルビッシュ有投手(30)が16日深夜、自身のツイッターを更新し、日本プロ野球記録を更新する165キロをマークした日本ハム・大谷翔平投手(22)について「大谷は1年でMAXを3km/h更新したんですよね?このオフにまた次の段階のトレーニングを出来れば来年は168km/hかぁ(笑)」と、その成長を称賛した。
大谷はソフトバンクと戦った16日のCSファイナルS第5戦で、7-4の九回にリリーフ登板。打者3人で抑えてチームを日本シリーズ進出に導いたが、NPB新記録となる165キロを3球マーク。驚異的なパフォーマンスを発揮した。
今季も二刀流としてプレーし、打者としては打率・322、22本塁打、投手としては10勝4敗、防御率1・86をマークした。春先は思うように勝ち星が挙げられず、昨オフに取り組んだ肉体改造との因果関係を指摘する声もあった。しかし、オフに大谷にトレーニングの有効性を説いたダルビッシュは、5月にツイッターで「誰だって悪いシーズンはありますし、大谷の場合はまだ6月にも入っていないので何が良かった、ダメだったと判断するにはあまりに早すぎると思いますね」とツイートしていた。
最終的には大谷は投打ともに堂々の結果を残したが、その成長スピードはダルビッシュの予想すら上回っていたのかもしれない。