MLB最優秀監督賞 日本生まれド軍・ロバーツ監督が初 イ軍フランコナ監督は3年ぶり2度目
全米野球記者協会(BBWAA)は15日(日本時間16日)、大リーグ最優秀監督賞を発表し、ナショナル・リーグはドジャースのデーブ・ロバーツ監督(44)が、アメリカン・リーグはインディアンスのテリー・フランコナ監督(57)が選出された。
前田健太投手が所属するドジャースのロバーツ監督は就任1年目での受賞。先発陣に多くのけが人を抱えながら91勝を挙げ、チームを4年連続地区優勝に導いた。
同監督は日本人の母親をもち、沖縄生まれ。メジャー史上初の日本生まれの監督となった。
就任4年目のフランコナ監督は同1年目の13年以来、2度目の受賞となった。チームは94勝を挙げ、9年ぶり地区優勝。また、同賞の評価の対象にはならないが、ポストシーズンでは97年以来、19年ぶりにワールドシリーズに導いた。
最優秀監督はBBWAAの会員による3名連記の投票で決められる。各リーグとも満票は30で、1位5点、2位3点、3位1点の合計で決定される。
ロバーツ監督は1位票16など計108点、フランコナ監督は1位票22など128点だった。