上原、カブスと1年7億円 WBCは「やってみたい気持ちはある」

 米大リーグ・カブスは15日、レッドソックスからFAとなっていた上原浩治投手(41)と1年契約で合意したと発表した。米メディアによると金額は600万ドル(約7億円)。上原は初のナ・リーグでのプレーとなる。

 この日帰国した上原は、都内で行われたスイスの高級時計ブランド「ゼニス」のイベントに出席。「空いていたので、いいよと言われた」と、背番号も慣れ親しんだ「19」に決まったことを明かした。

 今季、108年ぶりにワールドシリーズを制覇したカブスへ決めた理由について「僕も先が長くないので優勝したい。それが第一条件。あとは(球団フロントからの)ビデオレター。必要とされているという気持ちになった」と説明した。

 メジャー通算93セーブで国際大会の経験も豊富な右腕は、来年3月のWBCも抑えとしての代表入りが期待されているが「やってみたい気持ちはありますけど。後日、発表します」と話すにとどめた。

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