マエケン夫人・早穂さん MLB奥様会に触発「私もガンガンいかないと」
大リーグ・ドジャースの前田健太投手と、元アナウンサーの夫人・早穂(旧姓・成嶋)さんが2日放送のカンテレ系「新春大売り出し!さんまのまんま」に初登場。早穂さんは大リーグの奥様会で感じたことなどを語り、「私もガンガン主張しないと」などと2年目を迎える、メジャーリーガーの妻への自覚を示した。
早穂さんがドジャース選手の奥様会について、「向こうの奥さんは料理しないで、試合を見て(選手の)ケータリング弁当を持ち帰っている」と明かすと、前田も「選手は試合が終わったら弁当を詰めて帰る」と証言した。
早穂さんはほかのメジャーリーガーの夫人連と習慣の違いとして、球場のエレベーターでほかの奥様たちは列に並ばずに横入りで乗り込むが、「私は並びます。日本で『前田の嫁が横入り』したらなんて言われるかと思うから」と表現。一方で前田の僚友投手が試合でKOされマウンド上で炎上していても、スタンドで早穂さんの隣に座るその選手の夫人はおしゃべりに夢中になっていることに、「ある意味爽快感があります。気にしていたらキリがない。私もこれからはガンガン主張していかないと」と、メジャー仕様の妻への変革を目指していた。
早穂さんはまた、前田が大リーグ1年目に16勝を挙げながらシーズン途中には、「日本に帰りたいと言ってました」と暴露。すぐに前田から「それ言ったらアカンやん」とたしなめられていた。さらに、ドジャースの本拠地ロサンゼルスの家を買う際には現地の業者が約束の日時に来なかったり、1時間で済む作業を5時間かけたりとトラブルが絶えなかったことについて、「約束は守らないし、うそをつくからホントイライラしました」などと振り返った。
渡米1年目の昨年、前田は英語に苦労したことを「誰に会っても『ナイスミーチュー』とだけ言ってました」と正直に話したが、早穂さんは「私は留学していましたから」とサラリ。子供はすぐに自然な英会話をこなしており、前田も「僕より完全」と認めていた。
前田が抜けた後の日本の広島は昨季、25年ぶりのリーグ優勝を果たしたが、前田は「俺がおらんようになって、そこで優勝、このタイミングか!?」と笑顔で感想。ネット上で「前田のMLB移籍が(広島にとって)最大の補強」と取り上げられたことを示しながら、「でも純粋にうれしかった」と古巣の優勝を喜んだ。
番組では前田がドジャースの共同オーナーで、NBAのレジェンドスター、マジック・ジョンソン氏のサイン入りのユニホーム・レプリカを手にすると、早穂さんが「さんまさんがロサンゼルスに来たときに」とプレゼントを提言。さんまは「俺行くわ!」と二つ返事で答えていた。