ダルビッシュ、WBC不参加を正式表明「(手術後)リスクが大きすぎる」
米大リーグ、レンジャーズのダルビッシュ有投手(30)が20日(日本時間21日)、3月に開催される第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の不参加を表明した。ダラスで行われた球団イベントに出席した同投手が通訳を介して明言した、と地元メディアがツイッターで一斉に伝えた。
地元局、WFAAのマイク・レスリー氏は自身のツイッターで「ダルビッシュ有はWBCに参加しないと言った。TJ手術(トミー・ジョン手術=右肘じん帯再建手術)後は『リスクが大きすぎる』と」と、不参加の理由が15年3月に受けた右肘手術であることを本人のコメントとともに伝えた。さらに「『それにオファーがなかった』とジョークを飛ばした」ともつぶやいた。
ダラスモーニングニューズ紙のゲリー・フレイリー記者は、同投手の談話として「(今季終了後の)フリーエージェントについては心配していない。それよりもTJ手術から2年後にしっかりとしたパフォーマンスができるかが心配」と伝えた。
ダルビッシュのWBC参加に関しては、昨年12月にレンジャーズのダニエルズGMが容認しない発言をしていた。