レッドソックス 上沢が痛恨ピッチクロック違反で押し出し四球 ピッチコムの不具合&捕手と呼吸が合わない場面も メジャー2戦目はほろ苦
「ツインズ5-2レッドソックス」(3日、ミネアポリス)
レッドソックスの上沢直之投手が2点ビハインドの七回無死一、二塁から登板。ピッチクロック違反で押し出し四球を与える場面があり、リードを5点に広げられてしまった。メジャー2戦目は2回2安打1失点で防御率2・25となった。
先頭にいきなり四球を与えて満塁としたが、キリロフを二ゴロに打ち取って本塁フォースアウト。アウトを一つ奪ったが、続くジュリエンにはスプリットを見極められ、最後はピッチクロック違反で押し出し四球を与えてしまった。
なおも1死満塁からジェファースにはフルカウントから中前に2点タイムリーを許した。それでもケプラーを二飛に打ち取り、最後はコレアを見逃し三振。上沢には1失点が記録された。
それでも八回はしっかりと立て直し、先頭のマーティンを三振に仕留めた。サンタナも素早く追い込み最後は外角の変化球で中飛に打ち取った。2死からカストロに中前打を浴びたが、ミランダをピッチャーフライに打ち取ってゼロを刻んだ。
上沢は2日のジャイアンツ戦でメジャーデビューを果たし、2回を無失点と上々の初マウンドとなっていたが、この日はピッチコムの不具合や捕手との呼吸が合わないシーンも見受けられ、苦しいマウンドとなった。それでもイニングをまたいだ八回に変化球を丁寧に低めに集めるなど、修正力の部分で収穫を手にしたゲームとなった。
レッドソックスは追い上げる姿勢を見せるも、終盤の失点が響いて連敗となった。