中畑監督 続投は「しのびない」
「DeNA7‐5阪神」(8日、横浜)
DeNAは今季全日程が終了し、試合後には中畑監督がファンにあいさつした。
今季、最下位は脱出したが、64勝79敗1分けの5位でシーズン終了。「昨年、ここでみなさんに、クライマックスに出場できなければ私はクビですと宣言しました。今でもその気持ちは変わっていません」と、胸中を吐露。引退セレモニーであいさつした小池の名前を出し、「これだけ素晴らしいあいさつができる選手たちが、確実に育っています。DeNAベイスターズは着実に変化し、進歩し、この後にみなさんの期待に120%応えられるチームになっていきます」と、チームの成長を強調した。
その上で「この1年戦ってきた中で、監督として、自分だけが来季続投という形で責任を取らないのは、私の中ではしのびないです。私の責任を背負って辞めていくコーチたち、志半ばで現役を退き辞めていく選手たち、新しい環境に旅立っていく選手たち。この1年、もがき苦しんで、頑張ってくれました。みんなに大きな拍手を与えてやって下さい」とファンに呼び掛けた。
そして「来季も最高のパフォーマンスをできるようにしっかり準備し、みなさんと一緒にクライマックス以上の、最高のてっぺんを取りにいきましょう」と誓い、あいさつを結んだ。