「楽天２‐５ソフトバンク」（２日、コボスタ）

　珍しい形で楽天に１点が入った。ジョーンズが六回２死走者なしから左中間に放った飛球は、フェンス直撃かと思われたのだが…。

　打球落下点周辺にいた楽天ファンが猛抗議。これを見て、いったんは二塁打として二塁塁上にとどまっていたジョーンズも猛アピールした。その後、ビデオ判定の結果、打球がスタンドのファンに直撃してグラウンドへはね返っていたことが確認され、本塁打となった。「ファンの方々の熱のこもったアピールのおかげ。それを見て、私もアピールできた」と喜んだ。

　結局、勝利にはつながらなかったが、４番はここ２試合で３本塁打。打率は２割に満たないが、本塁打数はペーニャとトップの座を争うなど、破壊力は健在だ。