楽天・星野監督 難病だった
楽天は27日、26日の交流戦、ヤクルト戦(神宮)を体調不良のために休養した星野仙一監督が、「腰椎椎間板ヘルニア」「胸椎黄色靭帯骨化症」のため今後も休養を続けることを発表した。
今後の復帰時期は未定で、28日の巨人戦以降も佐藤義則コーチが監督代行を務めるという。
星野監督は25日の試合後から腰の痛みを訴え、26日に東京都内の病院で診察を受け、ヤクルト戦を休養していた。
試合がない27日、東京都内のチーム宿舎で取材に応じた立花陽三球団社長は「監督の健康が第一。治った上で戻って来てほしい」と話した。
日本脊髄外科学会の公式ホームページによると、「胸椎黄色靭帯骨化症」とは、脊髄の背側にある個々の胸椎を縦につないでいる黄色靱帯が通常の何倍もの厚さになり、骨のように硬くなって徐々に脊髄を圧迫してくる病気で、厚生労働省が難病の一つに指定している。症状が進行する場合には手術治療が必要となるという。