ＤｅＮＡの井納翔一投手（２８）が６日、５月の「日本生命月間ＭＶＰ」を初受賞した。井納は５月は５試合に先発。１完封を含む４勝０敗、防御率２・５０の成績を収めた。

　横浜スタジアムで会見し、「取れると思っていなかったのでうれしい。テンポ良くストライクゾーンで勝負できているのがいいと思う。これからも１試合１試合大事に投げて行きたい」と話した。

　ハーラートップタイの７勝（５日現在）を挙げるなど２年目の今季は真価を発揮する右腕。不思議な言動から“ハマの宇宙人”の異名をとるが「変わり者というのは自覚があります。それを個性として生かせるようにすればと、前向きに捕らえています」と話した。

　年間表彰選手になれば、オフにプロ野球コンベンションに招かれることを聞いて「フォーメーションって何ですか」と返答するなど、相変わらずの宇宙人ぶり。会見用のボードの前で、自らのカメラで記念撮影をするなど、自由奔放な受賞会見となった。