大谷が自己最多の12奪三振
「西武6‐5日本ハム」(2日、西武ド)
日本ハムの大谷翔平投手が花巻東の先輩・菊池雄星投手との先発対決で7回を投げ、7安打2失点(自責1)に抑え、自己最多となる毎回の12奪三振を奪う力投を見せた。試合は西武が九回、斎藤の逆転3ランでサヨナラ勝ちした。
三回に味方の失策絡みで先制されたが、四回は中村、メヒア、木村を3者連続空振り三振に。七回2死一、二塁のピンチでは渡辺を156キロの直球で空振り三振を奪い、ガッツポーズした。
「今日は三、四、五回にペースを合わせて投げていたので、そこで先頭打者に打たれたことが反省点になりますね。少し甘く入ったところを打たれてしまっているので、そこは考えどころです」
大谷はそうコメントした後、続けて「メヒアに対して(六回の中飛)はひやっとしましたが、あの高さがギリギリのラインだなと分かったので、よかったです」と振り返った。
菊池VS大谷は、大谷が今季初勝利を挙げた4月12日以来、2度目。この日は160キロ台こそ出なかったものの、しっかりゲームメークした後輩・大谷が、先に降板した先輩・菊池に内容で「粘り勝った」対決だった。