日本ハム 近藤が延長10回決勝打
「楽天6‐7日本ハム」(10日、コボスタ)
3位・日本ハムが連勝で今季40勝目(37敗1分け)。延長十回2死二、三塁から近藤の右前適時打で勝ち越した。
5‐6の九回は先頭の代打・小谷野が、楽天の5番手・斎藤から左越えに同点の2号ソロを放った。
三塁手で先発し、途中から捕手に就いた近藤はヒーローインタビューで「(5打席目の)最後にヒットが出て良かったです」と話した。延長十回の守備ではクロッタとのバッテリーで2死から銀次の安打後、ジョーンズを敬遠し、後続を打ち取った。楽天ファンからはブーイングを浴びたが、「勝負なんで」と自分のリードを振り返った。
日本ハムは0‐2の二回、大野の左越え5号2ランと西川の適時二塁打、さらに中島卓の適時打でこの回4点を奪い逆転。三回は先頭・中田の左越え15号ソロで5点目。先発・上沢は1回2/3、9安打2失点だった。
楽天は連敗。ドラフト1位の松井裕が七回から4番手で登板し、2回無安打4奪三振無失点。2勝目の権利を得て降板したが、果たせなかった。
楽天は初回にラッツの2点適時打で先制。2‐5の三回はジョーンズの左越え17号ソロと続くラッツの左越え3号ソロで2点。四回は銀次の適時打で同点。八回は1死一、三塁から藤田の中前適時打で勝ち越したが、逆転された。