「ヤクルト１‐１０ＤｅＮＡ」（１１日、神宮）

　１番に抜てきされたＤｅＮＡの梶谷が大暴れ。四回、八木の真ん中低めのスライダーを右翼席に運ぶ８号ソロを放った。

　５月９日のヤクルト戦（横浜）以来の一発。「２カ月ぶりですね。１打席目にヒットが出て、あらためて１打席目の大切さを感じましたし、周りのみんなも打ってくれたので、うまく流れに乗ることができました」とコメントした。

　初回には左中間への三塁打を放ち、先制のホームを踏むと、二回には左前打。四回を終えた時点でサイクル安打にリーチをかけた。

　六回の４打席目は三振に倒れたが、八回の５打席目は、この試合２発目となる２ランを左翼へ放った。

　さらに九回の最終打席では右前適時打。最後まで二塁打は出ず、快挙達成とはならなかったものの、２発を含む５安打４打点の大活躍で勝利に貢献した。