中田翔がプロ初満弾 自賛の逆転16号
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「楽天1‐8日本ハム」(25日、コボスタ)
日本ハムの中田翔内野手がプロ初の満塁ホームランを放ち、楽天に逆転勝ちした。
1点を追う六回1死、楽天の先発・塩見の初球、高めの直球を右翼席へ今季16号。これがプロ7年目にして初のグランドスラムだ。
「シュートかな。とにかく同点に追いつきたいという気持ちで打席に立って、うまくバットに乗せられた。ただ、入るとは思わなかったね。『とりあえず追いつけたな』と思って走ってたら、ライトの追い方を見て『入るんかな』と。いいところで一本打ててうれしいね」
記憶に刻む記念弾となったプロ通算95号。星野監督の戦列復帰に沸き立つ楽天の本拠地を、そのバットが沈黙させた。
試合後のヒーローインタビューでは「持ち前のパワーで押し込みました」と自画自賛の中田節。先発した浦野が同い年ということもあり「なんとか点を取ってあげたかった」と主軸としての自覚もあった。