酷暑に耐えた148球 三浦志願の続投

力投する三浦(撮影・吉澤敬太)
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 「ヤクルト1‐10DeNA」(27日、神宮)

 バットでも魅せたDeNA・三浦が、神宮のマウンドで躍動した。8回148球の熱投で1失点。今季2勝目を上げた。

 「点差が点差なので、意地を張らせてもらった。いけるときにいかないとね。リリーフに負担がかかっているから」。酷暑の中、志願の続投だったことを明かした。

 中畑監督は「本人が最後もいきたいといっていた」と、148球も投げてさらに続投する意欲を見せたことを話し、その右腕の姿勢を称えた。

 今年の12月で41歳になる。「横浜大洋ホエールズ」の最後の年である1992年にプロ初マウンドを踏み、今季で23シーズン目を迎えた。

 その間、変遷したチームとは対照的に、三浦は一貫して同じ「投手道」を歩んできたと言える。何よりチーム第一のスタンス。指揮官が称えたのも、そこだった。

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