大谷が日本人公式戦最速タイ161キロ
「日本ハム‐ソフトバンク」(3日、札幌ド)
日本ハム・大谷が日本人公式戦最速タイとなる161キロを計測した。七回2死二、三塁。ファウルされた李大浩への2球目、高めの直球でマーク。3球目に138キロスライダーで空振り三振を奪いピンチは脱した。自己最多129球を投げ、9安打2失点でこの回限りで降板した。
ソフトバンク戦は今季初登板の4月3日以来のマウンド。一回、先頭中村への7球目にいきなり160キロを計測。この直球を左前打された。さらに1死二塁。内川への初球のボール球も160キロ。1死一、二塁を無失点で切り抜けた。
しかし二回、無死満塁から金子に左前適時打を浴び先制点を献上。さらに1死満塁から今宮に右前適時打を浴び2点目を許したが、三回以降は走者を出しながらも無失点に抑えた。
大谷は今年のオールスター第2戦(19日、甲子園)に先発し、球宴新記録となる162キロをマーク。公式戦最速記録は08年に巨人・クルーンが計測した162キロ。日本人では10年にヤクルト・由規が出した161キロで同記録に並んだ。