カープ2軍が優勝 広島社会人野球
第53回社会人野球広島大会最終日が19日、マツダスタジアムで行われ、広島2軍が3年連続8度目の優勝を飾った。
予選リーグを勝ち上がった4チームでの準決勝、決勝が行われ、広島2軍は決勝でJFE西日本と対戦。同点の八回2死二塁から松山竜平外野手(28)が、中前決勝適時打を放ち、3‐2で勝った。
16日の予選リーグで左膝内側側副じん帯損傷から実戦復帰したばかりの松山は、準決勝、決勝と2試合にフル出場。一塁を守った決勝では、初回にライナーを取り損ね(記録は安打)、失点につなげてしまった。その裏には2死一、二塁も好機に三邪飛に倒れたが、八回の好機は逃さなかった。また、準決勝の三菱重工広島戦でも3安打1打点と結果を出した。
その準決勝に広島の新外国人・デュアンテ・ヒース投手(29)が先発、7回3失点で勝利に貢献した。打撃不振のため2軍で調整中のブラッド・エルドレッド外野手(34)も4番DHで先発出場。降格後初の実戦で2打数1安打と結果を残し、途中交代した。