G沢村が1年2カ月ぶりの完封

完封勝利を挙げ、お立ち台で目を潤ませる沢村(撮影・村中拓久)
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 「巨人4‐0阪神」(28日、東京ド)

 巨人先発の沢村が二塁さえ踏ませぬ好投。9回を散発2安打無失点に抑え、昨年6月13日・オリックス戦以来の完封で、今季2勝目を挙げた。

 初回、2死走者なしから鳥谷に左前打を許したものの、続くゴメスを空振り三振に仕留めて好発進。二回は三者凡退。三回は先頭の梅野に左前打されたが、藤浪を三振、上本を併殺打に打ち取って切り抜けた。四回以降は無安打に抑え込み、九回も3人で料理して9つの「0」を並べた。

 試合後のヒーローインタビューには、先頭打者本塁打を放った橋本とともに登場した。沢村の一問一答は次の通り。

 ‐ゲームセットの瞬間をマウンドで迎えた気持ちは。

 「久しぶりの勝利だったんで、ホッとしています」

 ‐1年2カ月ぶりの完封。

 「ずっと点を取られる試合が続いたんで、なんとか抑えることができたのは、野手の皆さんのおかげだと思います」

 ‐九回に150キロも出ていた。

 「球速出ても勝てるもんじゃないので、抑えることができてよかったです」

 ‐四回以降はノーヒットピッチング。一番苦しかったところは。

 「先頭にフォアボールを出したところが反省点ですけど、きょうは内容よりも勝てればいいなと思っていました。0・5(ゲーム差)になるのか2・5になるのかは、やっぱり違うと思うので、2・5になってよかったです」

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