プロ注目の149キロ右腕、京大の田中英祐投手(4年)が6日、進路について初めて明言。同日、ほっともっと神戸で行われた関西学生野球リーグ・関大戦登板後に「プロ志望届を出そうかなと思います」と、プロ入り志望を表明した。東大出身のプロ野球選手は過去5人いるが、京大からプロ入りすれば史上初となる。
兵庫県出身の同投手は、小学4年から野球を始め、白陵高時代は2年夏の3回戦が最高成績。京大工学部へ進学し、1年春からベンチ入り。関西学生リーグでは、京大投手最多の通算7勝を挙げており、3年秋には0勝4敗ながら防御率1・06でベストナインに輝いた。