伊東監督が藤岡に“懲罰”140球
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「ロッテ0‐7西武」(8日、QVC)
ロッテ・藤岡貴裕投手が8日、西武戦(QVCマリン)に先発し、6回1/3を10安打7失点で10敗目を喫した。
一回、1死三塁のピンチを招き、浅村の適時打であっさり先制点を献上。この後、左翼手デスパイネが二塁へ悪送球。これをカバーした藤岡の二塁送球も悪送球となり、浅村は一気に生還した。さらに、中村に30号ソロを被弾し、いきなり3失点。四回には押し出しで追加点を許すなど、最後までリズムに乗りきれなかった。
伊東監督は「(藤岡は)毎回、毎回同じ。立ち上がりが悪いと分かっているのに、注意するように、と言っているのにできない」と怒りが収まらない様子。七回、西武の攻撃中に降雨コールドとなったが、最後まで藤岡を降板させず、140球の“懲罰投球”。藤岡は「チームに申し訳ない。すみません」と肩を落とした。打線も元気なく3試合連続零敗負けとなり、5位に転落した。