ヤクルト真中新監督「来年が勝負」
ヤクルトは8日、新監督に真中満1軍チーフ打撃コーチが昇格することを発表した。契約は3年。
都内の球団事務所で会見を行った真中コーチは「2年連続最下位という厳しい状況でありますが、チーム一丸となって、必ずいい方向に持って行けると確信しています」とあいさつ。「投手力が他球団より劣っているので、守備も含めてディフェンスが大事だと思っている。打撃コーチ、2軍監督などを経験させてもらっているので、1年目とは思っていない。来年が勝負と思っている。優勝を目指して頑張りたい」と目標を語った。
真中コーチは71年1月6日生まれ、栃木県出身。宇都宮学園高(現文星芸大付高)、日大を経て92年ドラフト3位でヤクルトに入団し、08年に引退。外野手として4度の日本一を経験した。通算成績は1368試合出場、打率・286、54本塁打、335打点。09年からヤクルトの2軍打撃コーチ、2軍監督を歴任し、今季は1軍打撃コーチを務めた。