龍谷大平安あわやコールド負けの大敗
「高校野球・秋季近畿大会準決勝、天理6-1龍谷大平安」(2日、わかさ)
2年連続の優勝を狙った龍谷大平安が、思わぬ大敗で、ベスト4で姿を消すことになった。
主戦・高橋奎二投手(2年)は制球が定まらない苦しい投球に終始、甘い球を痛打される繰り返しにはまり、8回11被安打、あわやコールド負けという完敗だ。
原田英彦監督は「リーダーがいないから、ちょっと流れが悪くなると、食い止められない」と現状を語った。誰か、「『これじゃいかん』という選手が出てこないと」とセンバツまでの立て直しに気持ちを切り替えた。
天理はこれで夏の全国制覇・大阪桐蔭と、センバツVの龍谷大平安を立て続けに破っての決勝進出。4年ぶり8度目の優勝を目指す。
なお第1試合は立命館宇治が、途中2時間12分の雨天中断も乗り越えて、奈良大付に快勝。初の決勝進出を果たした。