広島木村 FA権行使せず残留
今季国内FA権を取得した広島の木村昇吾内野手(34)が6日、広島市内の球団事務所で3度目の交渉に臨み、FA権を行使せずに残留することを表明した。
「来年も広島カープにお世話になることに決めました。電話で(日南の)緒方監督に『また来年お願いします』と報告しました」と話し、「優勝するためにレベルアップし、監督を胴上げしたい」と誓った。
木村は02年度ドラフト11位で愛知学院大から横浜(現DeNA)に入団。07年オフにトレードで広島に移籍し、安定した守備でユーティリティプレーヤーとして活躍。今季は101試合に出場し、打率・261、1本塁打、13打点をマークした。