渡辺俊介が語るベネズエラ行きの理由
元ロッテで今季、米独立リーグでプレーした渡辺俊介投手(38)が14日、自身のブログでベネズエラのチームと契約したことを発表した。
同国のウインターリーグに参加するためで、「レオネス・デル・カラカスと契約がまとまり、プレーすることが決まりました」と明かした。
レオネス・デル・カラカスのホームページには、代名詞であるサブマリン投法を見せているロッテ時代の写真が掲載されている。紹介記事は今季プレーした米アトランティックリーグのランカスター・バーンストーマーズで39登板(先発16試合)、8勝2敗、防御率3.37(正しくは3.36)だったことなどを伝えている。
なぜ南米のベネズエラでのウインターリーグ参加を選んだのか。渡辺はブログで「メジャーリーグの選手からマイナーリーグ、他国リーグの選手までメジャーリーグスカウトへのアピールを最大の理由にしています」と解説。「私の契約したチームには、野茂さんが過去に1シーズン、大昔にはボビー・バレンタインも参加していました。各国のプレイオフを勝ち抜くと1月には各国代表で戦うカリビアンシリーズがあり、とても盛り上がるそうです」とつづっている。
ベネズエラのウインターリーグは前期と後期に分かれており、渡辺は後期から出場するという。「メジャーの選手の参加も増えてくるそうでアピールするには最高の舞台になります」と昨年オフから挑戦している悲願のメジャー入りの足がかりとすべく、闘志を燃やしている。
14日に成田空港から出発した渡辺は、経由地のアメリカ・ヒューストンまでの飛行機で友人のプロレスラー星誕期と同便になったことなどもブログで伝えている。