FA宣言の金子「まだ悩んでいます」
オリックスからFA宣言した金子千尋投手(31)が17日、1週間ぶりに自身のブログを更新。注目の進路について「まだ考えているし悩んでいます」と、結論が出ていないことを明かした。
金子は、シーズン中に他球団でプレーしている自分の姿や他球団との来季契約について考えたり想像したことはないと説明し、正式にFA宣言をした後に「バファローズを含む他球団から有難いお話をいただき、ひとつひとつをまっさらな気持ちで聞きました」と、数球団と交渉したことを明言。
話を聞いたのは自身の評価についてだけではないといい「データ分析への取り組みやチームの編成戦略、球団に対するオーナーの考えとか、地域密着についてなどお話してくださる球団もあり、とても刺激的で勉強になります」と、具体的な内容も記した。
また、11月29日に内視鏡による骨棘(こっきょく)除去手術を受けた右肘の術後は順調で、日常生活はほぼ問題ないと報告。悩める現状について「オファーの額を釣り上げているわけでもないし、自分の売り時を探っているわけでもないし… 今日も真剣に考えてます!」とつづった。
11月11日に国内FA権の行使を表明した金子をめぐっては、残留要請しているオリックスのほか阪神、中日、DeNA、楽天などが名乗りを上げている。