長嶋茂雄氏 壮絶なリハビリ語った
巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(78)が3日、TBSの特別番組「独占!長嶋茂雄の真実」に出演し、04年3月に脳梗塞で倒れてからの壮絶なリハビリ生活を明かし「最後に走ることが目標だから」と、力強く語った。
倒れた当初は右手と右足が全く動かなかったが、現在では一人で歩行できるまでに回復した。
その陰には、林の中の1周1・3キロのコースをほぼ毎日スピードを上げて歩いたり、週4日の病院でのリハビリがあった。当初は1周1時間かかっていたのが、現在は17分にまで短縮。病院のリハビリも、自力歩行ができるようになった時点で病院から終了を勧められたが断ったという。
大変なリハビリを10年間にわたって続けている理由について、長嶋終身名誉監督は「俺の病気はやっぱり、どっちかっていうと難しい病気だからね。何十年も走るのやってたのができないんだからね、今。最後に走ることが目標だから。こういう状態だけど、最後には勝つと思ってるからね。それじゃなきゃできないわな」と語った。