大阪桐蔭3季連続甲子園Vへ始動
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今春のセンバツ出場が有力な大阪桐蔭が4日、大阪府内の野崎観音で必勝祈願を行い、同校グラウンドで始動した。
史上5校目となる夏春連覇、前人未到の3季連続優勝へ-。そのチャンスを手にしているだけに主将の福田光輝内野手(2年)は「とにかく春、日本一を目指して準備していきたい」と力を込める。
昨夏の全国制覇時には遊撃のレギュラーとして歓喜の輪に加わった。だが自身を含む下級生が思うような成績を残せず「うれしかったけど、納得はしていない。そういう経験をさせてもらっているので、その経験をチームに伝えていきたい。自分たちの代で日本一になりたい」と言う。今冬は主将、チームという意識を排して個々のレベルアップに重点を置いてきた。
先輩たちの力を借りるのではなく、自分たちの力で優勝旗を-。「とにかく相手にスキを見せず、逆にこちらが相手のスキを突けるように」とチームとしてのテーマを掲げた福田。ソツの無い野球をより一層、レベルアップさせて連覇の偉業を目指す。