立大始動 エース沢田「直球こだわる」
東京六大学野球リーグの立大が11日、埼玉県新座市の同大学で今年の初練習を行った。
昨秋は15年ぶりの優勝に王手をかけながら、あと1勝の壁に泣き3位。悔しさを知ったナインは、オフ明けも軽快な動きを見せた。ミーティングで「もう一度、フレッシュな気持ちを持ってやろう。優勝するためにやるんだ」と訓示した就任2年目の溝口智成監督も「晴れ晴れしい、いいスタートが切れた」と、満足そうな表情を浮かべた。
主将の鈴木貴弘捕手(3年・日大三)は「みんな動けていた。熱い気持ちで年末年始を過ごせたのかな」と手応え。エース右腕の沢田圭佑投手(2年・大阪桐蔭)は「スピードも質も含めて、直球にこだわりたい。(昨秋は)自分が5勝しても優勝できなかったので、勝利数ではなく、防御率を限りなくゼロに近く、1イニングでも多く投げたい」と抱負を口にした。