大谷&萩野 ビッグ20歳が意気投合!

 日本ハムの大谷翔平投手(20)と競泳男子の萩野公介(20)=東洋大が11日、NHKのニュース番組「サンデースポーツ」の対談コーナーに出演した。

 この日ともに自身の故郷で成人式を迎えた2人は、昨年12月23日に都内で今回の「20歳BIG対談!」を収録していた。

 対談は写真やキーワードを用いて、2人だけで進められ、大谷が11歳の時に水泳大会で表彰状を受けた写真や、萩野がやはり11歳の時にピアノの演奏会に臨んでいる写真が紹介された。

 続いて、お互いの専門分野へ話題は移り、まず「二刀流」について、萩野が「どういう気持ち?どっちもすごいけど」と大谷に振ると、「複数やった方が面白い。投手で成功すれば楽しいし、打つ方で成功すれば楽しい。普通は中6日だけど、僕の場合は1日休んで取り返すチャンスがある」などと心境を打ち明けた。

 一方の萩野もロンドン五輪400メートル個人メドレーで銅メダルを獲得したほか、いくつもの種目で世界レベルの泳ぎをする「マルチスイマー」。大谷の二刀流と同調するように「一つも金メダルを取れなければ、やる意味はないけど、一つ一つ挑戦していくことが楽しい」と話した。

 番組では、大谷が周囲から投手だけに絞った方がいいという意見を受け、萩野も周りから一つの種目を極めるべきという声を聞かされることを吐露。これに対し、大谷が「(二刀流の)現状の方が数段、練習に取り組める。今の方がモチベーションは下がらない」と明かすと、萩野も「一つに絞れという人を黙らせるような結果を出そう。それがモチベーションになる。だれかのためにやってるんじゃなくて、自分のためにやってるんだから」ときっぱり言い切った。

 このやり取りにはお互いが満足した様子で、大谷が「今日の一番の共通点だね」と笑顔を見せると、萩野も大きくうなずいていた。

 ほかに「1億円」「挫折」「アメリカへの憧れ」「オリンピック」というキーワードにそって対談は進められ、2人は“ありのまま”の気持ちを友だち言葉で交わしていった。

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