東洋大右腕・原が社会人強豪に好投
東都大学野球リーグ2部の東洋大が2日、埼玉県川越市の同大グラウンドでJR東日本とオープン戦を行い、3-1で勝利した。
今秋ドラフト候補の最速147キロ右腕・原樹理投手(3年・東洋大姫路)が先発し、九回途中7安打1失点と好投した。
キレのある直球と右打者の内角をえぐるシュートが効果的で、八回まで無失点。九回に昨年の社会人打点王・松本にソロを浴びて降板したが、初の実戦マウンドで結果を出した。
12年秋以来の1部復帰には、主将にも就任したエースの働きが不可欠。高橋昭雄監督は「シュートは(原の)生命線だから。フォークでも打ち取って欲しいね」と、あえて高いレベルを求めた。
試合は4番に座った今春入学予定の中川圭太内野手(PL学園)が先制適時二塁打を放つなど、新戦力も活躍。社会人の強豪相手の白星に、指揮官は「JR(東日本)さんに勝ったのは、何十年ぶりだよ」と、上機嫌だった。