東海大四・大沢が直伝の超スローボール
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「選抜高校野球・2回戦、東海大四-松山東」(28日・甲子園)
東海大四のエース・大沢が、松山東戦で昨夏の西嶋に続き超スローボールを投じて甲子園を沸かせた。
三回、4番・米田に対した初球だった。放たれたボールは大きな弧を描いて捕手のミットへ。この瞬間、球場は大きなどよめきに包まれた。
判定はボールとなり、スピードガンは反応せず球速表示は出ず。大沢は1回戦の登板前に「西嶋さんにスローカーブの投げ方を教えてもらった。抜き方と握り方ですね。右肩よりも後ろで抜くイメージ」と語っていた。
先輩の西嶋は昨夏の1回戦、強打の九州国際大付を相手にスローボールを投じ、野球ファンの間で論争が起きたこともあった。