中日 ホーム7連勝でDe止めた
「中日6-2DeNA」(10日、ナゴド)
中日が八回に追いつかれながらもその裏に4点を挙げて突き放し、連敗を2で止めた。単独首位に立っていたDeNAの連勝は4でストップ。中日、DeNA、そしてこの日、巨人を延長の末に下したヤクルトが首位に並んだ。
中日は四回にナニータの二塁適時打、高橋周の中前適時打で2点を先制した。
DeNAは2点を追う六回、筒香の左越え適時二塁打で1点差とし、八回には、ロペスの中前適時打で同点としたが、その裏に中日がエルナンデスの中前適時打で勝ち越し、さらに荒木の左前2点適時打などで一挙4得点した。
中日の先発山井は8回を7安打2失点(自責1)の好投で、今季初勝利。昨年は13勝を挙げて最多勝のタイトルを獲得したが、今季は3戦目登板でやっと手にした白星に「野手の方が先制点を取ってくれた。気持ちを前面に出して投げました。僕が粘らないといけないところで失点したが、エルちゃんが打ってくれて助かりました」と、八回に決勝打を放ったエルナンデスに感謝しながら勝利の味をかみ締めた。
追いつかれたところで勝負強さを見せたエルナンデスは「とにかく何とかしようと思い、ストレートをうまくとらえることができた。山井さんは前回も素晴らしい投球をしていたし、何とか勝たせたいという気持ちで打った」と胸を張っていた。
横浜の先発久保は6回を7安打2失点だった。