「ＤｅＮＡ５－２中日」（２５日、横浜）

　ＤｅＮＡの山口俊投手が今季のチーム初完投を果たした。最速１５２キロの直球主体に押す投球で、被安打６、失点２、１１奪三振の内容だった。

　「毎試合、意識は完投。きょうは４点入って、このペースならいけると思った。悪くはなかったし、力が抜けてしっかりと投げられた。チームで１番に完投できてよかった」と振り返った。

　川村投手コーチは「きょうは言うことない。きのうの井納の時、中日打線に変化球をマークされてきつかった。２戦目の利というのもあった」と直球がはまったことを明かす。

　中畑監督は「完投能力を持っているピッチャー。きょうは先発に回ってから一番よかったんじゃないか。１５２キロを何度も出していた。そんなピッチャーはあまりいない」と絶賛した。