「ＤｅＮＡ５－３中日」（２６日、横浜）

　ＤｅＮＡが４連勝。中日相手にカード３連勝を果たし、貯金を１（１３勝１２敗）に戻した。

　序盤に先発・高崎が３点を先制されたが、２番手・小杉が三回からの３イニングを抑え、チームの逆転を呼んだ。３番手の国吉が２勝目。新人・山崎康が６セーブ目（１敗）。

　ＤｅＮＡは２－３の五回に代打・後藤の適時二塁打で同点とし、六回は梶谷、筒香の連続適時二塁打で２点を勝ち越した。

　中日は３連敗。先発・若松は四回途中２失点。２番手・岡田が３失点で１敗目。

　六、七回を完璧に抑えて勝利投手となった国吉はヒーローインタビューで「直前（五回）に同点になってくれたので、いい形でうしろにつなごう、１点を守ろうと思ってマウンドへ上がったので良かったです」と中継ぎとしての責任を果たした充実感を表した。昨年１２月に結婚し、「家に帰って電気がついているのはすごくうれしいです」とものろけた。

　また、決勝二塁打の梶谷はファンの声援に応えながら「（左翼線で）切れないでくれ、と思って走りました。（チームは４連勝）このまま明後日（２８日・広島戦）からも勝ちま～す」と喜びを表した。

　再び貯金生活に戻った中畑監督は「（先発の）高崎を早いうちに決断して継投に移っていったんです。２番手の小杉がしっかり（中日の）勢いを止めてくれ、すばらしい３イニングを作ってくれた。（三回の打席にも立たせたが）彼が投げると（打線も）点を取れる。（今後は）先発で使いたいなと思う。（同点打の）後藤の一振りが大きかった。ナイスゲーム！」と、会心勝利への言葉を連ねた。