国学院快勝 安西が11奪三振初完投星
「東都大学野球 国学院大6-1駒大」(27日・神宮)
国学院大が快勝。2年生左腕・安西拓人投手(堀越)が、リーグ戦初先発で初完投勝利を挙げた。
大きなカーブ、鋭いフォークを効果的に使って130キロ台中盤の直球を生かし、11三振を奪う力投。八回に1点を失ったものの、4安打しか許さなかった。
「あまりいいとはいえなかった」という内容だったが、持ち味の荒れ球で駒大打線を惑わせ「いい感じに荒れてくれた」とニンマリ。投球数が160球に達した初完投星に「疲れた…っていう感じでした」と、茶目っけを交えた感想をもらし、周囲の笑いを誘った。
打線は、初回に3番・柴田竜拓内野手(4年・岡山理大付)の左前適時打で先制。二回にも柴田の適時打で加点すると、三回には7番・鈴木薫外野手(4年・文星芸大付)が中堅フェンス直撃のランニングソロ本塁打。九回にも鈴木が右中間席へのダメ押し3ランを放った。