第９７回全国高等学校野球選手権千葉大会（７月１０日開幕）の組み合わせ抽選会が１９日、千葉市内で行われた。

　今春センバツ出場の木更津総合は、初戦の２回戦で旭農と対戦。昨夏の準優勝校で今春県大会優勝の専大松戸は、初戦の２回戦で大網－浦安南の勝者と対戦する。

　春季県大会は初戦敗退のため、ノーシードからの優勝を目指す木更津総合の大野晃輝主将（３年）は「春の負けを生かして、どんなチームにも攻めていくことを意識してきた。もう１回、頑張って行きたい」と、２季連続甲子園出場に意欲満々。順当に勝ち進めば、５回戦で春に敗れたＡシードの市松戸と対戦する組み合わせに「リベンジしたい」と、力を込めた。

　悲願の甲子園初出場を狙う専大松戸の岡本良樹主将（３年）は「気合は十分です」とニヤリ。父のオリックス・岡本哲司２軍監督からは「いつも通りにやれ」と電話で激励されたといい「一戦一戦、しっかり足元を見据えてやっていく」と、冷静に話していた。