「楽天３－１日本ハム」（２０日、札幌ド）

　日本ハム・西川遥輝内野手が、ボーンヘッドを猛反省した。

　２点ビハインドの六回１死一塁、サンチェスの左飛を難なく捕球した西川。これで３アウトと勘違いし、左翼席へ投げ入れてしまった。このプレーにより一塁走者は２つの進塁が与えられ、２死三塁で試合は再開した。

　先頭の打席で迎えた八回には汚名返上の一発。則本の変化球を会心のスイングで右越えソロ。失敗を取り返したが、試合後は凡ミスを申し訳なさげに「あんなプレーをしてるようじゃ、試合に出るに値しない。試合に出てる方がおかしいプレー」と振り返った。

　◆野球規則７・０５　次の場合、各走者（打者走者を含む）は、アウトにされるおそれなく進塁することができる。（ｇ）２個の塁が与えられる場合－送球が、（１）競技場内に観衆があふれ出ていないときに、スタンドまたはベンチに入った場合。（野球規則より抜粋）